TOEIC目標点

TOEICは転職に有利?TOEICで転職を成功させる方法

あなたは転職をする上で、どんな仕事をしたいと考えていますか?

これまでと同じ仕事でもっと良い条件のところに転職したいと考える人もいれば、今までやってきた仕事とは全く違う職種や業界に挑戦したいと考えている人もいるかもしれません。

TOEICでスコアを持っていれば、未経験の職種や業界に挑戦する上でも有利になります。

そこでこの記事では、転職する上で取っておきたいTOEICの点数の目安と、転職のためにそもそもTOEICを受験する必要があるのか紹介します。

ベルリッツ

転職する上で目指すべきTOEICの点数の目安は?

転職する上で目指すべきTOEICの点数は、業界や職種・企業規模によっても違います。しかし、ざっくりとした目安は以下の通りです。

  • 外資系全般:TOEIC700点が最低ライン、TOEIC800点以上あれば評価される
  • 国内企業:TOEIC600点が最低ライン、TOEIC700点以上あれば評価される

一般的にどんな企業に履歴書を提出する場合でも、TOEIC600点に届かない場合は履歴書に書くのは控えた方が良いでしょう。

下記の図の通り、社会人のTOEICの平均点は607点のため、TOEIC600点を下回ると平均程度もしくはそれ以下になってしまうため、アピールポイントには残念ながらならないからです。

(画像引用:TOEIC公式HP https://www.iibc-global.org/ 2017年度受験者数と平均スコア)

そのため転職をする上でTOEICの点数を使うのであればTOEIC600点を超えるように勉強していきましょう。業種や職種・企業規模によっても求められるTOEICの点数が異なるため、具体的に紹介していきます。

TOEICの点数を使って、国内企業へ転職希望の場合

国内企業への転職を希望する場合はTOEIC600点を超えるように勉強を頑張っていきましょう。国内企業の場合は、職種によっても求められる点数が異なります。

国内企業の海外部門へ転職

企業規模は問わず大手でも中小企業でも、国内企業の海外部門や海外に関係する業務に就きたい場合はTOEIC650点は取っておきたいです。

TOEIC700点以上あれば十分評価されるでしょう。海外に関わる仕事であれば技術職や事務職関係なく、この点数が目安となります。

例えば以下は日立製作所の人事の求人で、TOEIC650点以上が求められています。海外に関する業務を目指すなら最低ラインはTOEIC650点ですが、ライバルと差をつけるならTOEIC700点を目指して頑張った方がよいでしょう。

(画像引用:リクナビNEXT HP https://next.rikunabi.com/)

国内企業のその他部門へ転職

国内企業の海外に関わる部門以外の部門(国内営業・人事・財務・技術・ITなど)に転職を希望する場合は、TOEIC600点が履歴書に書ける最低ラインでしょう。社会人のTOEIC平均点が607点のため、TOEIC600点以上を取得したら履歴書に書くようにしましょう。

もしまだTOEIC600点に届かない場合は、面接などで英語力の質問があれば口頭で「今TOEICの勉強をしており、TOEIC500点代後半です」と伝えるに留まるのが良いでしょう。TOEIC650点以上あれば評価の対象となります。

例えば以下は油圧機器メーカーのKYB(カヤバ工業)から出た営業の求人で、応募必須条件としてTOEIC600点以上が求められています。なおTOEICスコアを重視する旨の記載があります。

このような記載があるということは、最終選考で同じような条件の人が2名残っているとしたら、TOEICで決まるといっても言い過ぎではありません。

(画像引用:DODA HP https://doda.jp/)

国内企業への転職活動では海外に関係する仕事に就きたいわけでなければ、ひとまずTOEIC600点を超えるように勉強していけば良いでしょう。TOEIC600点をとっておけば英語に対して抵抗がないことはアピールできます。採用においてもプラスポイントとして評価されるでしょう。

国内企業でも海外売上が高い企業へ転職したい場合

国内企業でも自動車業界などのように海外での売上が大きい企業の場合は、海外に直接関係しない部門でも高い英語力が求められることがあります。

例えば以下は三菱自動車の経営企画職の求人です。TOEIC700点以上が求められています。

(画像引用:DODA HP https://doda.jp/)

自動車関係は海外での売り上げも大きいため、海外部門でなくてもこのようにTOEIC700点以上を求められています。

なぜなら海外での売り上げが大きい企業の場合、海外営業などの部署はもちろん、海外の売上を管理する財務部門や海外の商品を開発する部門など、さまざまな部門で英語が必要とされるからです。

そのためTOEICの勉強を始める前にどんな企業や業界に入りたいか考えておくと良いでしょう。そしてリクナビやDaijob、Dodaといった転職サイトや企業のホームページで各企業が求めているTOEICの点数をチェックしておくのがオススメです。

TOEICの点数を使って、外資系企業へ転職希望の場合

外資系企業への転職を考えるなら、TOEIC700点以上は最低必要です。TOEIC800点以上あればそれなりに評価されます。しかしTOEIC900点以上を目指す必要はないでしょう。

なぜなら私の経験上、TOEIC800点以上あれば仕事において適切に英語を使うことができるからです。具体的には英文でメールを書いたり、電話を取り次いだり、英語のミーティングに参加することを指します。

そのためTOEIC800点を超えたら英語の勉強はいったんストップし、仕事をしながら英語を覚えていけば十分です。

技術職などの場合はTOEIC600点以上でOKの場合もありますが、仕事上英語を使うのであればTOEIC600点では足りず、入社後に英語の勉強が必要となるはずです。

なぜならTOEIC600点の知識では単語力が圧倒的に足りないため、英文メールを読んだり・書いたりするにしても時間がかかってしまうからです。

例えば以下は自動車部品で有名なBOSCHの求人です。同じ企業内でも職種により求められている英語力が違います。

(画像引用:BOSCH HPより https://corporate.bosch.co.jp/)

このように外資系でも職種や企業によって求められる英語力はちがいます。これは部署内に外国人がいるか、直属の上司が外国人かどうか、また海外支店との結びつきがどの程度あるかによっても違います。

そのため特定の企業に入りたい場合は、入りたい企業の求人情報を必ずチェックするようにしましょう。同じ企業の求人でも職種によって、求められる英語力が違うので注意しましょう。

もし入りたい企業が今採用活動を行っていない場合は、同じ業界の他の企業の求人で求められている英語力をざっくりと確認しておくのがオススメです。

TOEICの点数を使って転職を成功させる方法

TOEICのスコアを取って転職を成功させたい場合は転職エージェントを使うようにしましょう。

転職エージェントというのは転職したい人と、人を採用したい企業のパイプ役になる会社のことで、転職エージェントは人を採用したい企業に良い人を紹介することで紹介手数料を受け取っています。

転職エージェントを使うことで、あなたの希望の年収や職種に近づくことができ結果的に転職を成功させることができます。

転職を成功させるなら転職エージェントを使う

転職する上で知っておきたいのが転職サイトと転職エージェントの違いです。転職サイトの大手はリクナビNEXTやDoda、Daijobなどです。逆に転職エージェントの大手はリクルートエージェントやパソナキャリア、JACなどです。

求職者は転職サイトも転職エージェントも無料で使うことができます。

求職者はタダで使える代わりに、求人を出している企業が下記のようなお金を支払っています。

  • 転職サイト:1つの求人広告を出すにあたり30~100万円程度
  • 転職エージェント:紹介してもらった人材を採用する場合、転職エージェント企業に手数料として採用者の年収の25~35%を支払う。仮に年収600万の人なら、210万の手数料(35%で計算)

求人を出す企業は目的に合わせて、転職サイトと転職エージェントを使い分けています。幅広い人から応募してもらいたい場合は転職サイトに求人広告を出します。

逆に専門的なスキルを持った人をどうしても採用したい場合や採用までに時間がない場合、もしくは新規事業などの場合は転職エージェントを使ったりします。

この事実を踏まえた上で、私たち求職者は転職サイトと転職エージェントを使いわけることが必要です。

特定の企業や大手企業に応募したい場合は企業のホームページや転職サイトを使うことが良いでしょう。

逆に特定の企業ではなく業界を絞って転職したい場合やあなたのスキルが生かせるところであればどんな企業も検討してみたいと考える場合は転職エージェントを使うのが良いです。

転職エージェントを使った転職の流れ

転職エージェントに申し込み(無料)をすると、まず初めに履歴書と職務経歴書の提出が求められます。このあと、ほとんどの場合は転職エージェントの担当者と電話などで転職についての相談が行われます。

あなたの経歴や転職理由、またどんな企業に転職したいか等の質問をされます。その後、あなたにあった求人があればメールや電話で「こんな求人があります。あなたのこれまでの経験にとても合っているので、ぜひ応募してみませんか?」といった連絡がきます。

転職エージェント会社は企業がどんな人を採用したいか内情(ないじょう)を知っていることが多く、企業が求める条件に合う求職者に応募するように優先的に声をかけます。そのため紹介してくれた求人に応募する場合は高確率で面接に呼ばれます

このように考えると、転職を成功させる上では転職エージェントを使うのが良いと私は思います。

管理人の転職体験談

私は転職サイトも転職エージェントも両方とも使いましたが、求人に応募して面接に呼ばれたのは転職エージェントから紹介された求人だけでした。

転職サイトで応募をする場合、大手企業の場合はライバルも多いのでなかなか面接までたどり着けないことがあります。しかし転職エージェントから紹介された求人は高い確率で書類選考は突破し、面接にこぎつけることができました。結果的に数社から内定を勝ち取りました。

特に外資系の場合、社内に外国人がどの程度働いているか、また配属される部署の上司が日本人なのか外国人なのかによっても求められる英語力が違います。

また面接は日本語なのか、英語はどの程度求められるのか、分かった上で面接にのぞめばこちらも事前に準備ができます。

転職エージェントは紹介した人が採用になることで売上になります。そのため求職者に惜しみない情報を提供してくれます。

なぜなら採用になれば売上になるので、求職者の転職がうまくいくようにできる限りのサポートをしてくれます。

このように転職エージェントを使うことで強力なサポートを得られるので、TOEICを使って転職を成功させたい場合は転職エージェントを使うのがオススメです。

私が使ってみて良かった転職エージェントを紹介します。

TOEICで転職を成功!オススメの転職エージェント3つ

  • JAC
    グローバル求人全般を取り扱っています。JACから紹介された求人で転職を成功させた経験があります。
  • RGF Professional Recruitment Japan
    リクルートグループの会社で外資系・グローバル求人に特化した転職エージェントです。
    TOEIC700点以上あれば圧倒的にこの企業に登録するのがオススメです。ここの企業から何度も求人情報をもらってきました。
  • リクルートエージェント
    英語に問わず幅広い求人情報を持っています。登録しておいて損はありません。

このようにTOEICのスコアを使って転職活動をするなら、転職エージェントに登録するのがオススメです。

しかし、転職のためにTOEICを取得する場合は、これらのエージェントに登録する前に先にTOEICでスコアを上げておくようにしましょう。

なぜならリクルートエージェントやJACなどはすぐに転職したい人に優先的に求人を紹介する傾向があります。そのため、まずはいつまでに転職を成功させたいか目標を設定した上で、TOEICの勉強を効率的に進めていくのがオススメです。

TOEICは未経験の仕事にチャレンジする上でも有利

せっかく転職活動をするのであれば、あなたがやってみたい仕事や挑戦してみたい業界をしっかりと考えることをオススメします。未経験でも受け入れてくれる企業はたくさんあります。

これまでと同じ職種の場合は経験があるので、経験したことをアピールポイントにすることができます。

しかしこれまでの仕事(職種)が好きでない場合や新しいことに挑戦してみたいと考え、新たな職種や業界に転職を希望する場合は、何かアピールポイントがないと正直厳しいかと思います。

有効求職者数に対する有効求人数の割合を示す有効求人倍率は2017年に引き続き高く推移しており、2018年現在1.6倍程度で仕事を探している人が仕事を選べるような有利な状況です。

(画像引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構 HPより http://www.jil.go.jp/)

そうはいっても、どこの企業も「優秀な人」を採用したいと考えています。未経験の場合、その仕事の経験はありません。そのため人間性や資格などでその人を評価するほかありません。

そのため周りと比較してキラッと光るような能力があれば、アピールポイントになります。TOEIC600点以上を取るというのはそれなりの努力が必要です。裏を返せば「TOEIC600点を取るために努力をした人=真面目な人」と面接官から評価される可能性が高いです。

例えば以下は「未経験 TOEIC」とマイナビ転職で検索し出てきた求人です。未経験でもTOEICで点数があるだけで応募できる求人は数多くあります。

(画像引用:マイナビ転職 HPより https://tenshoku.mynavi.jp/)

物流業界の大手、アメリカのエクスペダイターズの求人です。外資系企業の場合、日本ではあまり有名でなくても世界では大手企業ということもよくあります。

聞いたことがない企業の場合は、グーグルなどで検索してみると良いですよ!

転職前にTOEICを受験するメリットや必要性

国内企業の中には国内販売・国内製造しかしていない企業もあります。そういった会社では英語力が求められる可能性は低いでしょう。

あなたが目指す会社によってはTOEICは必要ないかもしれません。しかしTOEICで点数を持っていることで転職できる企業の幅は間違いなく広がります

もし少しでも世界と関わる仕事に興味があるのであれば、TOEICで点数をもっておくことはあなたの人生に大いにプラスになります。

また、これはTOEICの点数と年収の相関図です。今よりも高い年収を狙うなら、TOEICで点数を取っておくことは有利だと言えるでしょう。

(画像引用:DODA HP https://doda.jp/)

転職前にTOEIC730点を取得し転職成功した例

例えば、私の後輩(30歳女性)は転職のために半年でTOEIC500点代前半からTOEIC730点まで点数を上げました

彼女の場合は今の仕事環境や賃金体系に不満があり、今以上にもっと自分の可能性を高く買ってくれるところがあるのではないかと考えていました。そのため簿記2級をまず取得し、その後半年かけてTOEICで点数をあげました。

「TOEIC700点を超えたら転職活動を始める」と宣言していた通り、TOEICで点数をとってすぐに転職エージェントに登録しました。その後すぐに数社から面接の声がかかり、見事内定を勝ち取りました。

転職活動を始めた際もどんな企業や職種・業界に入りたいかはまだ決まっていませんでした。彼女は「たくさんの内定を勝ち取ってから、条件や仕事内容で決めようと思います」と話していました。

彼女の努力や人間性ももちろんありますが、TOEICで点数を取ったおかげで色々な会社から声がかかったといっても言い過ぎではないと思います。

このようにTOEICで700点以上あればそれだけで他の転職者と比べても一歩先を行くことができます。転職する上で、あなたが特別なスキルや専門性をもっていないと不安であれば、TOEICで高得点を取ることをまず目標にするといいです。

まとめ

この記事では転職に必要なTOEICのスコアの目安と、転職を成功させるには転職エージェントを使うのがオススメだということをお伝えしました。

転職のためにTOEICの受験をするなら「〇月の試験でTOEICのスコアを600点以上とる」など目標を設定することがオススメです。なぜなら転職のためにTOEICのスコアを使うなら、TOEICでスコアを達成しない限りは転職できないことを意味します。

そのためまずは目標スコアを設定し、いつまでに目標点を達成したいのか期限を切るようにしましょう。そして見事達成できたら、転職エージェントに登録し転職活動を開始するのがオススメです。

TOEICで点数をあげれば人生の選択肢の幅は間違いなく広がります。私もTOEIC800点を超えたおかげで海外勤務を経験することもできました。

あなたの転職活動がうまくいくようにお祈りしています!

ベルリッツ
ベルリッツ

あなたのTOEIC勉強法、非効率かもしれません…

TOEICの勉強を始める時、多くの人は参考書を買って勉強しようと考えます。

参考書で勉強する場合、単語・文法・リスニング・リーディングのすべての参考書を自分で選び、スケジュールを自分で組み当てて勉強していく必要があります。

勉強すべき内容は明確なのに、多くの人がTOEICで点数を上げられないでいます。

それはなぜかというと、どんな参考書をどの位の頻度で、どの程度勉強すれば良いか誰もアドバイスしてくれないからです。

短期間でTOEIC高得点を取るために選ぶべきTOEIC教材のポイントは、以下の二つです。

TOEIC教材を選ぶ2つのポイント

・TOEIC専用の教材であること
・ひとつの教材でTOEICの勉強が完結するもの

この条件にあてはまるTOEIC勉強法はいくつかあります。しかし本当に結果を出せるもの、また忙しい中でも勉強できるものを考えると限られています。

以下のページで管理人がやってみて良かった、TOEIC勉強法についてレビューしているので、ぜひ参考にしてみて下さい↓